北方 大地(きたかた だいち、1991年3月30日 - )は、日本の男性総合格闘家。大阪府河内長野市出身。パンクラス大阪稲垣組所属。第2代ストロー級キング・オブ・パンクラシスト。
来歴
中学2年生の時にPRIDE GRANDPRIX 2004 開幕戦での小川直也 vs.ステファン・レコ戦を見て影響を受け、翌日に野球部を辞め柔道部に入部。高校生1年生の時にプロ格闘家を目指し、パンクラス大阪へ入会した。
2010年3月22日、総合格闘技デビュー戦となったPANCRASE 2010 PASSION TOURにて小野勇也と対戦し、2Rにフロントチョークによる一本勝ちを収めた。
2014年10月19日、DEEP初出場となったDEEP CAGE IMPACT in OSAKA 2014にて佐藤寛太と対戦し、2Rにリアネイキッドチョークによる一本勝ちを収めた。
2016年12月18日、PANCRASE 283のストロー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチにて王者の砂辺光久と対戦し、2Rにチョークスリーパーによる一本負けを喫し王座獲得に失敗した。
2019年7月21日、PANCRASE 307のストロー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチにて王者の砂辺光久と再戦し、5RにグラウンドパンチによるTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2019年10月13日、ONE Championship初出場となったONE Championship: Centuryにて猿田洋祐と対戦し、2RにグラウンドパンチによるKO負けを喫した。
RIZIN・PANCRASE
2020年11月21日、RIZIN初出場となったRIZIN.25にて竿本樹生と対戦し、互角の接戦となるも0-3の判定負けを喫した。
2021年4月、国の指定難病である頸椎の後縦靱帯骨化症と診断される。その後、症状が回復してきたことからRIZN.29への出場を決める。
2021年6月27日、RIZIN.29でWSOF GCフライ級王者の中村優作と対戦予定だったが、試合当日に北方が約40度の高熱で体調不良となり、最後まで出場の意思を見せるもドクターストップとなり試合が急遽中止となった。
2021年12月12日、PANCRASE 325のストロー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチにて挑戦者の宮澤雄大と対戦し、3Rに左フックからのパウンドによるTKO勝ちを収め王座の初防衛に成功した。
2022年3月20日、RIZIN.34にて村元友太郎と対戦し、3-0の判定勝ちを収め、RIZIN初勝利となった。
2022年7月18日、PANCRASE 328のストロー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチにて挑戦者の山北渓人と対戦し、0-3の判定負けを喫し王座防衛に失敗した。
2023年4月1日、RIZIN.41にてDEEPフライ級王者の神龍誠と対戦し、1R終了間際に神龍の肘攻撃で額を切り裂かれたことで大量出血を起こし、続く2Rで肩固めにより一本負けを喫した。
2023年5月、右腕の負荷軽減のため、右手の骨を切り削る手術(復帰まで約半年の手術)を行った。近年は右手をTFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)しており、右手でパンチをうまく打てなかったり手を付くことすら難しい状態となっていた。2024年夏に復帰戦を考えたが、より状態を整えるために時間をかけて11月に試合復帰となり、1年7ヶ月間ほど試合間隔が空いた
2024年11月17日、復帰戦を行い、RIZIN LANDMARK 10でアリベク・ガジャマトフと対戦し、1Rに右フックでダウンを奪われるとパウンドの連打でTKO負けを喫した。
人物・エピソード
- 2021年4月、国の指定難病である頸椎の後縦靱帯骨化症と診断された。
- 2023年、右手TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)の負担軽減のため、右腕の骨を削る手術を行った。過去の試合でも左手の骨折で手術をしたり、2度の網膜剥離を経験しても復帰している。
- バツイチ
戦績
総合格闘技
エキシビション
獲得タイトル
- 第2代ストロー級キング・オブ・パンクラス王座(2019年)
脚注
試合映像
補足映像
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- パンクラス王者一覧
- RIZIN選手一覧
外部リンク
- パンクラス 選手データ
- RIZIN 選手データ
- 北方大地の戦績 - SHERDOG(英語)
- 北方大地のLife is fight TV - YouTubeチャンネル
- 北方大地 (@kitakata_daichi) - X(旧Twitter)
- 北方大地 (@kitakatadaichi330) - Instagram


