フェルナンド・デラクルーズ

フェルナンド・デスゲ・デラクルーズ（Fernando Desgue De La Cruz、1971年1月25日 - ）はドミニカ共和国出身の元プロ野球選手（投手）。

来歴・人物

グアイマテ高から1995年カリフォルニア・エンゼルスに入団。1998年ボストン・レッドソックスに移籍。メジャー経験はなく、1998年オフに来日。大阪近鉄バファローズの秋季キャンプで小柄ながら150kmの速球が評価されて入団を果たす。

2軍ではクローザーを任され、非公式記録ながら当時の日本球界最高速となる159km/hを記録するなど、チーム最多の39試合に登板し5勝6敗9S防御率3.21という成績を残す活躍を見せた。しかし73回で48与四死球と制球力に難があり、1軍ではわずか1試合のみの登板（敗戦投手）に終わり、10月に解雇となった。

2000年のシーズン途中に、TMLの高屏年代雷公に入団。オフに退団し、翌年のシーズン途中にCPBLの統一ライオンズに入団したが、同年限りで退団した。その後は独立リーグやメキシカンリーグでプレーし、2013年にウインターリーグでプレーしたのを最後に引退した。チェンジアップ、スライダーが武器の右の本格派だった。