ブラック・ルシアン (英: Black russian) とは、冷たいタイプのロングドリンクに分類される、ウォッカをベースとしたコーヒー風味のカクテルである。
概要
ブラック・ルシアン、第二次世界大戦後にベルギーのブリュッセルにあるホテル・メトロポールでチーフバーテンダーを務めていたギュスターヴ・トップ(グスタフ・トップ)が考案した。駐ルクセンブルク米国大使のパール・メスタがトップに「何か新しいカクテルを」と所望し、トップが即興で作った。以後、食後の傑作カクテルとして世界中に広まった。
コーヒーリキュールの香りと甘みで口当たりは良いが、アルコール度数は高い。
名称は濃い琥珀色の液色と「ウォッカの本場はロシア」という印象から。
作り方の例
- レシピ
-
- ウォッカ - 40ml
- コーヒー・リキュール(カルーアなど) - 20ml
- 作り方
-
- 氷を入れたロックグラスに材料を注ぎ、かるく混ぜる。
ウォッカを減らしコーヒー・リキュールと等量にする、ウォッカの比率を増やす(3:1など)といったアレンジもある。
バリエーション
- ホワイト・ルシアン
- ブラック・ルシアンに生クリームを乗せる。
- ブレイブ・ブル
- ウォッカをテキーラに替える。
- ダーティ・マザー
- ウォッカをブランデーに替える。
- ゴッドマザー
- コーヒー・リキュールをアマレットに替える。
出典
外部リンク




